アクアワールド茨城県大洗水族館(大洗町磯浜町)が9月10日、5階「お魚発見教室」で「ネムリブカ」の赤ちゃん公開を始めた。
ネムリブカはメジロザメ科のサメの一種。同館広報担当者によると、ネムリブカは太平洋やインド洋のサンゴ礁に分布し、夜行性で昼間は岩かげでじっとしていることが多いことから「眠り」という名前がついたという。背びれと尾びれの先が白くなっているのが特徴で、全長2メートルほどに成長する。
同館のネムリブカは8月27日、展示水槽内で4匹が産まれた。うち1匹は生育不良により8月31日に死亡が確認されたが、3匹は水槽内で飼育員が与えるエサを食べるなど安定した状態が確認されたことから公開が決まった。
開館時間は9時~17時。入館料金は、大人=2,000円、小・中学生=900円、幼児=300円、3歳未満無料。