カフェ「Byron bay coffee(バイロンベイコーヒー)」が現在、水戸商業高校とのコラボスイーツを販売している。
水戸のシェアオフィス「M-work(エムワーク)」(水戸市南町)1階にある同店。スイーツの開発は同校の授業の一環で、同店が高校生と共同で商品を開発したのは今回が初めて。情報ビジネス科 3年の山下詩織さんと矢吹紗葉さん、高須美有さん(「高」は、はしごだかが正式表記)の3人が店長の桜井亮(「桜」は、旧字体が正式表記)さんと打ち合わせや試食を重ね、クリームを詰めた「クロッフル」4種類を3カ月かけて完成させた。
「クロッフル」とは、クロワッサン生地でできたワッフルのこと。クリームの味は「クリーム」「ショコラクリーム」「抹茶クリーム」「オレオクリーム」の4種類で、3人のお薦めは、ザクザクとした食感が特徴のオレオクリームという。商品をアピールするポスターも3人が作った。
「何かを自分で考えて実現させたことがなかった。開発から発売まで取り組むことができてうれしかった」と矢吹さん。山下さんと高須さんは「たくさん売れて定番商品になってほしい」「完成させることができてうれしかった」と振り返る。
桜井さんは「抹茶の苦味と甘味の調整に苦労した。何かに挑戦する人を応援したい。今後もコラボしていきたい」と話す。
価格は500円。販売は10月23日まで。
同店の営業時間は9時~20時。