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明利酒類がリキュール「酔う唐辛子レモン」 辛味と酸味にこだわる

「酔う唐辛子レモン」

「酔う唐辛子レモン」

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 水戸の酒造会社「明利酒類」(水戸市元吉田町)が11月1日、唐辛子リキュール「酔う唐辛子レモン」を発売した。

酔う唐辛子レモン飲食シーン(イメージ)

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 同社は江戸末期に水戸市で創業した総合酒類メーカー。現在、清酒、焼酎、リキュール類、発酵調味料などを製造販売している。

 同社の草野洸さんによると、同商品は「酔う」シリーズ第1弾「酔う焼き芋」を発売した約2年前から開発を進めていたもの。「『辛っ!でも、おいしい!!』とお客さまに叫んでほしい」がコンセプトだという。

 草野さんは「唐辛子の辛みの決定に苦労した。辛すぎると辛いもの好きの人にしか楽しんでもらえず、辛くないと『唐辛子のお酒』とは言えない。試行錯誤の2年だった」と振り返る。開発メンバーからは『製品化は難しいのでは』という声も出るほど難航したが、レモンの酸味との「バランスの良い」配合が実現できたことから、商品化を決めた。

 草野さんのお薦めは、ハンバーガーと炭酸割り(2:1)の組み合わせ。「ハンバーガーを食べた後に『酔う唐辛子』を飲むと、酸味で口の中がさっぱりして後味に辛みが少し残る。辛さに対して甘みが欲しくなるのでハンバーガーが食べたくなり、ハンバーガーを食べたら『酔う唐辛子』が飲みたくなるというループになる。『酔う唐辛子』がスパイスのような効果を発揮する」と自信を見せる。

 内容量は500ミリ。価格は1,078円。同社オンラインショップやスーパーマーケット、酒販店などで扱う。

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