リリーアリーナMITO(水戸水府町)で11月19日・20日の2日間、「秋の商工マルシェ」が開催される。主催は水戸商工会議所を中心とした水戸市商工祭実行委員会。
例年は「水戸市産業祭」として、商工祭と農業祭を同時開催する同イベント。2020年と2021年はコロナ禍で1日のみの短縮開催としていたが、3年ぶりの通常開催となる。
屋外の会場では、水戸市内の飲食店が五浦ハムのハム焼きや常陸牛カレー、焼き芋、芋煮汁などを提供するほか、物産販売、近隣農家や農業学校による野菜販売など51団体が出店。今年は茨城県技能士会による畳や造園、左官などの15団体による各種技能体験コーナーを開設するほか、スポーツ自転車試乗会や水戸市建築業組合による包丁研ぎなども予定する。
屋内会場では、水戸テクノ倶楽部による工業製品のPRや新商品の販売、オセロやドローンの操縦体験、技能協会9団体を含む34団体が出展。体育館内にステージを設け、パントマイムやバルーンアートショーを開く。子ども向けの射的や型抜きなどの縁日コーナーも設ける。
20日にはウクライナ支援のためのチャリティーオークションを開催。出展事業者からのチャリティー品を持ち寄り競売形式で販売。売り上げは全額ユニセフへ寄付する予定。
事務局を務める水戸商工会議所の寺元彰徳さんは「今年は久しぶりに2日間の通常開催となる。技能士会の協力による体験ブースも多く、お子さんたちにも丸一日楽しんでもらえる。グルメブースも充実しており、茨城の秋の味覚を楽しめる。チャリティーオークションも行うので、ウクライナ支援のためにも協力いただけたら」と呼びかける。
開催時間は、19日=9時~16時、20日=9時~15時。入場無料。雨天決行。