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ひたちなか「ほしいも神社」、黄金の鳥居の間から初日の出が照らす

7時12分ころ、ほしいも神社の鳥居の間からの初日の出

7時12分ころ、ほしいも神社の鳥居の間からの初日の出

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 ひたちなか市のほしいも神社(ひたちなか市阿字ヶ浦)で1月1日、初日の出が見られた。

7時10分ころ、鳥居の間から太陽の光が見え始めた

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 「ほしいも神社」は、掘出神社の宮本正詞(まさのり)宮司が、2016(平成28)年に発案した、令和元年の日本初の神社。干し芋の分析・研究などを行う「ほしいも学校」の小池勝利理事長、同市商工会議所の鈴木誉志男名誉会頭が協力した。

 御利益は「ホシイモノ(欲しいもの)はすべて手に入る」。笠間稲荷神社からの分霊も11月11日の午後1時と『1』にこだわるほか、社紋には「干し」と「星」をかけており、星の中にシワをつけ「ほしいも」を表現。鳥居は「ほしいも色」の「黄金」に着色し、大鳥居の沓石(くついし)を芋の形の八の字型にすることで「末広がり」を表し、験(げん)を担いでいる。

 晴天で迎えた2023年元日。ダウンジャケットやマフラーなどで防寒した人が集まって初日の出を待った。7時の気温はマイナス1度。

 7時10分ころ、ほしいも神社の黄金色の鳥居の間から、力強い光を放ちながら太陽が姿を現すと、参拝客たちは初日の出を撮影するためにスマートフォンやデジタルカメラを手にして撮影した。

 境内には「ほしいも仙人」も駆けつけ、写真撮影に応じたほか、隣接する堀出神社境内の臨時授与スペースでは、干支(えと)の「卯(う)」にちなんだ縁起物の授与も行われた。

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