茨城県庁2階で2月2日から、チョコレートの祭典「第10回MITO世界チョコレートフェスティバル」が開かれる。
「第8回MITO世界チョコレートフェスティバル」チョコレート鏡割りの様子
総務省の家計調査品目別調査(2005~2007年)で、水戸市の世帯当たりのチョコレート購入額が全国1位となったことにちなみ2013(平成25)年に始まった同イベント。3年ぶりに茨城県庁でのステージイベントを含めて通常開催する。
期間中、ベルギー・フランス・ドイツをはじめとした世界10カ国と国内洋菓子店のチョコレート約100種類と、製菓用のキューブチョコレートなどをそろえる。会場では「明治」などが協賛し、チョコレートの「奥深さを学ぶ」ワークショップを開くほか、チョコレートの歴史パネルも展示。
2日のオープニングイベントでは、チョコレート鏡割りやスイーツがコンセプトのアイドルユニット「甘党男子」が水戸での初ステージを披露するほか、10回を記念して地元のジャズボーカリスト・星野由美子さんが作曲したフェスティバルの新テーマ曲を発表する。同日開催の「チョコレートスイーツ・レシピコンテスト 8」公開実食審査では、洋菓子部門&和菓子部門の2つで「最優秀レシピ賞」を決める。
同実行委員会広報担当の石井丈英(ともひで)さんは「これまでのまちおこしイベントの枠を脱して、水戸市は、実はチョコレートとの関わりが深い地域でもあることを、もっと知ってもらう機会にしたい」と話す。
開催時間は10時~18時30分(最終日は16時まで)。2月5日まで。