笠間稲荷神社(笠間市笠間)の夏越(なごし)の大祓(おおはらえ)式の一環として、「車の茅(ち)の輪くぐり」が6月25日、同神社外苑駐車場で行われた。
全国でも珍しいといわれている「車の茅の輪くぐり」。けがれをはらい清め、交通安全・事故防止を願う神事で、1966(昭和41)年に始まった。
一台ずつおはらいを受け、乗車したまま8の字を描くように特大の茅の輪を3回くぐる。
消防車やパトカーをはじめ、自家用車、オートバイなどが次々に輪をくぐり、交通安全・事故防止を祈願した。会場では、訪れた多くのカメラマンが、列を成すバイクや個性豊かな車を熱心に撮影する姿が見られた。