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茨城町の中央公民館大ホールに巨大壁画 解体前にアートイベント企画

茨城町中央公民館大ホールの高さ約9メートル×幅約20メートルの壁画(写真提供=茨城町)

茨城町中央公民館大ホールの高さ約9メートル×幅約20メートルの壁画(写真提供=茨城町)

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 茨城町の公式ファンクラブ「いば3ふるさとサポーターズクラブ」が現在、今秋解体予定の同町中央公民館(茨城町小堤)大ホールでお別れイベント「グッバイ!!大ホール 建物へ自由にアートを描こう!」を企画している。

茨城町中央公民館大ホール外壁(写真提供=茨城町)

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 成人式・町民の日などをはじめとする式典や文化祭の展示など、約半世紀にわたり町のさまざまな活動を支えてきた同ホールは、2026年にオープンを予定している新しい文化的施設建設のため今秋に解体される。

 8月25日・26日の2日間、解体前の建物内にメッセージや絵を自由に描くイベントを開催。子どもから高齢者まで町にゆかりのある人をはじめ、町内外問わず、誰でも自由に参加できる。

 イベントを盛り上げるため8月5日・6日の2日間、同クラブ会員の有志と高校生ボランティア団体「ひぬま高校生会」の高校生や専門学校生、社会人のボランティアで、建物外壁のペイントを行った。

 同クラブのキーカラーである、豊かな水をイメージした「青」と、太陽の光をイメージした「黄」で建物をペイントし、さらに高さ約9メートル×幅約20メートルの外壁にクラブ名の数字「3」を描いた。壁画制作に参加した高校生は「普段やらないことを体験できて楽しい」と炎天下の中、汗を流しながら作業に取り組んだ。デザインは同クラブ会員が制作。資材や機材は町内出身企業のサポートを受け、大壁画を完成させた。

 同クラブは2017(平成29)年に発足。クラブ名は「茨城県」「東茨城郡」「茨城町」と住所に茨城が3回つくことが由来。「いば3(さん)」の愛称で親しまれている。現在の会員数は約1000人。「人と町が緩やかにつながる場所」として、同クラブでは会員が中心となりイベント開催や町の土産品開発プロジェクトなど、さまざまなことに取り組んでいる。

 アートイベント開催日時は8月25日・26日の10時~16時。中学生未満は保護者同伴。参加者は画材持参。参加申し込みは同町ホームページで受け付ける。完成後の同ホール内部の見学は9月3日を予定。

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