「なかひまわりフェスティバル2023」が8月26日、那珂の「なかLuckyFM公園」(那珂市戸崎)で開催された。
那珂市の夏の風物詩として、同市の花であるヒマワリをテーマに毎年開催されている同イベント。会場では模擬店やステージイベント、ワークショップなどの催し物が開かれ、多くの人でにぎわった。会場周辺の広大な畑を彩ったのは約25万本のヒマワリ。6月に近隣住民らが種を植え、生育状況を見守ってきた。見頃を迎えた当日は約4ヘクタールの畑に見晴らし台が設置され、黄色く染まったヒマワリ畑を背景に写真撮影を楽しむ来場者の姿が見られた。
会場では、那珂市建設業協同組合による模擬上棟式を実施。木材を組み上げた模擬家屋の上から、先崎光(崎はたつさき)那珂市長ら関係者が子どもたちへ菓子をばらまいたほか、県内の森林保全や静古徳古道(古徳)の整備を行っている「なか自然の会」が、ツリークライミングやターザンブランコの体験会を行った。
イベントのフィナーレには花火が打ち上げられ、頭上に上がった迫力ある花火に歓声が上がった。水戸市から遊びに来た来場者は「子どもたちの夏休みの締めくくりとして良い思い出になった。来年の夏も家族で遊びに来たい」と笑顔を見せていた。