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茨城出身の落語家ユニット「いばらく」、水戸市民会館で初の公演へ

(左から)落語家ユニット「いばらく」の柳亭市寿さん、立川志のぽんさん

(左から)落語家ユニット「いばらく」の柳亭市寿さん、立川志のぽんさん

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 落語家の立川志のぽんさんと柳亭市寿さんによるユニット「いばらく」が11月23日、水戸市民会館(水戸市泉町)大会議室で「第1回 いばらくin水戸市民会館」を開催する。

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 2020年に活動を始めて以来、週末を中心に県内各所で落語会を開いてきた同ユニット。志のぽんさんは石岡市、市寿さんは取手市と、いずれも茨城県出身。「茨城というフィルターを通して落語を伝え、地元の人に敷居の低さや親近感を持ってもらいたい」と活動について話す。

 これまで水戸ではあまり公演がなかった同ユニット。今回の公演は今年7月の水戸市民会館の開館をきっかけに企画を始め、「いばらく」として同会場での初公演となる。市寿さんは「大洗や大子など各地で公演をさせてもらってきた。そうしたこれまでの活動でつながった縁や後押しもあり、自分たちも水戸で自信を持って落語会を開けるようになった」と経緯を振り返る。

 過去に水戸芸術館ACM劇場(五軒町)で高座を務めた経験がある志のぽんさん。水戸での落語会について、「水戸は文化的に成熟している街で、お客さんも前向きに楽しもうという反応の人が多い印象。そうしたお客さんに認めてほしい」と話し、市寿さんは「ここまで『いばらく』に関わってくれた県内の多くの人たちが見に来やすい水戸での公演なので、縁があって応援してくれている人たちに今の自分たちの姿を見せたい。感謝の気持ちを表現できれば」と意気込む。

 14時30分開演。木戸銭(入場料)は2,000円(予約優先)。予約は電話とメールで受け付ける。

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