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茨城町がサイクリングガイド発行 「自転車+キャンプ」で新たな発見と冒険を

親沢公園キャンプ場で自転車とともにガイドブックを手にするマツシタさん(左)と平沢さん(右)

親沢公園キャンプ場で自転車とともにガイドブックを手にするマツシタさん(左)と平沢さん(右)

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 茨城町商工観光課が11月2日、サイクリングガイド「ゴー!ゴー!ファンライド イバラキマチ vol.5」を発行した。

サイクリングガイド

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 同町では2019年より毎年サイクリングガイドを制作・発行している。5号目となる今回は「自転車+キャンプ」がテーマ。同町ではキャンプを推していることもあり、4カ所のキャンプ場のほか、サイクルスタンド・空気入れ・工具・トイレなどを貸し出す「サイクルサポートスポット」29カ所、一休みできるカフェなどを紹介している。

 本年度から制作担当になった町商工観光課の東ヶ崎由依さんは「マップの見やすさを重視し、カフェ紹介ページを設けたほか、各スポットの紹介についても文字のみではなく写真を入れるなど工夫した」と説明する。今までのキーカラーだったブルーも刷新。「毎年秋冬の発行なので季節感のある落ち着いた色合いにしたい」と、デザイン・編集の担当者に相談したという。

 完成したガイドは、深みのあるグリーンを基調とした冊子タイプ。表紙にはキャンプで使うランタンのイラストに自転車をモチーフにしたロゴを入れるほか、中ページには数多くのオリジナルイラストをあしらう。

 イラスト・デザインを担当したLab.kenbee67代表マツシタケンジさんは、自身のキャンプ時の経験から「自転車があると行動範囲が広がり、新しい発見や冒険があるのでお勧め」と話す。「キャンプが好きな人であれば、サイクリングが好きな人とアンテナの張り方や感性が一致している人が多く、相乗効果もあるのでは」とも。

 デザイン・編集を担当したフェイスの平沢美晴社長によると、こだわりは、キャンプの風景の中にある自転車の写真。「『自転車+キャンプ』が伝わるカット」という。

 平沢さんは「茨城町は勾配がないので、自然を楽しみながら緩く走ることができる。特に涸沼沿いのサイクリングロードは気持ちがいい。キャンプ好きな人にもぜひサイクリングを楽しんでもらえたら」と話す。

 東ヶ崎さんはガイドの完成を喜び、「サイクリングガイドを手に、新たな町の魅力をぜひ発見してほしい」と呼びかける。

 同ガイドは茨城町役場2階の商工観光課窓口で配布中。各サイクルサポートスポットでも順次、配布予定。

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