茨城町の若手農家らが主催するマルシェ「第12回HAERU（はえる）マーケット」が1月14日、涸沼自然公園せせらぎ広場（茨城町下石崎）で開かれる。

過去の「HAERUマーケット」の様子

　「HAERUマーケット」は2017（平成29）年、「ファームランドさいとう」の斉藤卓也さんと「Farmer’s lab」の萩谷展研（ひろあき）さんら若手農家3人が中心となり始めたイベント。「農業を通して地域を盛り上げたい」との思いから、生産者が客と直接顔を合わせて野菜などを販売するマルシェ形式で、茨城の農業とものづくりの魅力を発信している。

　今回のマルシェには、茨城町と近隣市町村の農家、飲食店、作家など約20店が出店するほか、音楽演奏や「絵本のお話会」を行う。

　イチゴやレンコンをはじめとした旬の農産物、パンや焼き菓子などのスイーツ類、焼き芋やスープカレー、ビーフシチューなどの温かいフードを販売する。食品以外では手作り雑貨や多肉植物の販売、ワークショップや昔遊びスペースなども。

　斉藤さんは「広い園内を散策し、歩き疲れたら焼き芋やシフォンケーキなどのスイーツで一休みしてほしい」と話し、「涸沼を眺めたり、園内の太陽の広場に昨年できた遊具で子どもたちと遊んだり、自然の中で心も体も満たされる一日を過ごしてほしい」と来場を呼びかける。

　開催時間は10時～15時。入場無料。雨天決行、荒天中止。