「令和6年大洗町二十歳(はたち)の集い」式典が1月7日、アクアワールド茨城県大洗水族館(大洗町磯浜町)で開催され、出席者に向けイルカやアシカのショーなどが行われた。
同館を会場に大洗町が主催する同式典は今年で3回目。2023年度に20歳を迎える同町民と同町内中学校卒業生の128人が、振り袖姿やスーツ姿で出席した。式典では、國井豊町長が「未来ある皆さんの活躍が街の飛躍につながる。大洗町は皆さんを全面的にサポートする」とエール送り、出席者代表からは宣誓と謝辞が述べられた。
式典後は、「おめでとうオーシャンライブ」として同式典特別バージョンのイルカ・アシカショーが行われ、アシカのゴエモンによる書道パフォーマンスでは、出席者へ「旅」の一文字が贈られた。同館大水槽での約2万匹のマイワシによるプログラム「IWASHI LIFE」も式典に合わせて特別演出で行われ、祝福メッセージの横断幕が2人のダイバーにより掲げられた。
式典で出席者代表を務めた佐藤陽南さんは「町を挙げての祝福と応援を感じた。久々に会う友人の成長した姿から20歳としての自覚が芽生えている。後悔のないように、自分のやりたいことチャレンジしていきたい」と気持ちを新たにし、同じく代表の落合太陽さんは「こうした機会のおかげで改めて成人した実感がある。しっかり社会に貢献できる大人に成長していきたい」と決意を語った。