茨城県を拠点に活動するアコースティックユニット「日々かりめろ」が5月5日、7作目のCDアルバム「SeventhHaven(セブンスヘイブン)」の手売り・手渡し販売枚数1000枚を達成した。
石岡市出身のこずえ(高田梢枝)さんと常陸太田市出身のきくP(菊池一俊)さんが2016(平成28)年10月に結成した同ユニット。「手売り・手渡しでアルバムを1000枚売る」目標を掲げ、結成当初から毎年1枚のペースでアルバムを発表している。2023年は312ステージに立った。
同アルバムは昨年8月24日に発売。手売り・手渡し販売枚数1000枚は5月5日、山形県酒田市にある「港座」で達成した。8カ月と11日での達成だった。きくPさんによると、1000枚目は同ユニットを継続して応援している同市在住のファンが購入したという。きくPさんは「アルバムに収録している『WagonTracks』という曲が国道7号線をイメージしているので、7号線沿線の酒田で達成できたのがうれしい」と話す。
きくPさんは「イベントなもコロナ禍前のように開かれるようになり、新しい出会いもたくさんあったが、CDショップの大量閉店の影響で、インストアライブができないこともあり、販売に関しては厳しい状況もあった」と振り返る。一方で「全国各地で開催されるフェスへの出演も内定しているので、これからも全力でやり続ける。今年も『年間ライブ本数日本一』は日々かりめろになるはず」と意気込む。
今後、隔月で那珂市のマルシェイベント「ガヤガヤ☆カミスガ」ステージに出演するほか、8月11日には朝日里山学校(石岡市)で「八郷の山の音楽祭」を主催。11月23日には有楽町マリオンI’M A SHOW(アイマショウ)(東京都)での単独ホールコンサート「東京家族2024」を予定する。今夏にはレコーディングに入り、年内に8枚目のCDアルバムを発表し、新たに「手売り手渡し1000枚ツアー」を始めるという。