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城里町で「ドロリンピック」 水戸ホーリーホックが休耕田を活用

参加を呼びかける水戸ホーリーホック佐藤直也普及コーチ(提供=水戸ホーリーホック)

参加を呼びかける水戸ホーリーホック佐藤直也普及コーチ(提供=水戸ホーリーホック)

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 サッカーJ2水戸ホーリーホックが8月4日、休耕田を使った小学生向けイベント「ドロリンピック」を城里町で開催する。

イベント会場の様子(提供=水戸ホーリーホック)

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 城里町の「古内地区協議会」が地域活性化を目的に2019年から始めた同イベント。2020年以降はコロナ禍で開催を断念してきたが、今年は城里町で農業事業を展開する「水戸ホーリーホック」の主催で、4年ぶりに行われることになった。

 開催の経緯について、水戸ホーリーホック農業部チーフの佐野元則さんは「農業を通じて地域の人とコミュニケーションをとる中で『地域を盛り上げたい』、『休耕田を有効活用したい』という気持ちが同じだったこともあり、イベント運営を引き継いだ」と振り返る。

 会場は、国登録有形文化財「島家住宅」(城里町上古内)付近にある水田。ドロリンピック開催に向けてこれまでと同じ場所を借り、水を張るなどの準備をしてきた。

 当日は、参加者が裸足で水田に入り、泥の中でのビーチフラッグや綱引きなどを行う予定。会場では泥を落とすための水道や、男女別の着替え場所も用意する。佐野さんは「子どもたちに自然の中で思い切り遊んでもらいたい。笑い声で地域の人を元気にしたい」と話す。

 「さまざまな体験や、大人との関わりは子どもの成長につながる」とも。「サッカークラブとして非日常の環境を準備できた。家庭では洗濯などが大変だとは思うが、子どもたちの夏の思い出になれば」と参加を呼びかける。

 対象は小学1年生~4年生。参加費=1,000円。雨天中止。申し込み締め切りは7月28日18時。水戸ホーリーホック公式サイトで受け付ける。

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