国営ひたち海浜公園(ひたちなか市)で現在、コキアの紅葉とコスモスの花が見頃を迎えている。
同園スタッフによると、今年のコキアは昨年より約7000本多い約4万本を植えており、「みはらしの丘」一面を真っ赤に染め上げる見頃のピークは10月26日ごろまで続く見込みという。「10月27日からは赤と茶のグラデーションを楽しんでいただけるのでは」とも。
約236万本というコスモスの花の見頃は10月31日ごろまで続く見込み。みはらしの里では、茨城県ブランド「常陸秋そば」の白い花も楽しめる。
同園では今年、新たな試みとして「ウェルカムガーデン」と名付けた花畑を設置。マリーゴールドやブルーサルビアなど約15品種の草花で空間を彩る。
10月31日までの期間中、コキアをイメージしたスイーツの販売も行う。「まるころコキアソフト」(500円)、茨城県産「さしま茶」の抹茶と茨城県産イチゴのソースでコキアカラーを表現した「コキアラテ」(680円)などを用意する。
同園スタッフは「この場所でしか見ることのできない、秋の絶景を楽しんでほしい」と話す。