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水戸エクセルで親子向けイベント 茨城大学生が地域の魅力伝える

にこにこマルシェ会場とクリスマスツリー

にこにこマルシェ会場とクリスマスツリー

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 茨城大学サークル「水戸市から地域活性化プロジェクト」が12月13日、水戸エクセル(水戸市宮町)で親子向けイベント「チャレンジで広がる!にこにこマルシェ」を開催した。

はじめてのおつかい企画でラッピングの飾りつけをする参加者

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 茨城大学地域未来共創学環の学生を中心に2024年に発足した同サークルは、茨城県内でのまちおこしに貢献する企画を主な活動内容としている。これまで地域イベントへのボランティア参加や自主企画を行ってきた。プロジェクトリーダーの藤平良江さんは「地域に住む人が、自分のまちを誇りに思う『このまちいいな』という気持ちを感じてもらうきっかけをつくりたい」と話す。

 同イベント内の企画「はじめてのおつかい」では、学生と相談しながら買い物に挑戦する子どもたちの姿が見られた。「子ども店長」では、来店者の要望に合わせて商品を選び、接客に取り組む様子が見られた。このほか、「にこにこサンドづくり」やクリスマスリースづくり、マジックショーなど、当日は7種類の企画を行った。学生は各ブースで子どもたちを見守り、必要に応じて声をかけながら体験をサポートした。

 藤平さんは「子どものころに地域で活動した経験は、大人になっても残りやすいと感じている。茨城県が若者の都市部流出という課題を抱える中、子どもたちが将来、水戸や茨城を思い出すきっかけをつくりたいと考え、企画を立ち上げた」と話す。

 同イベントは、同施設を運営する「水戸ステーション開発」が協力した。準備は今年6月から始まり、企画リーダーを中心に話し合いを重ねながら進めてきた。途中で企画内容を大幅に変更することもあったが、内容の見直しを重ねながら準備を進めてきたという。

 今後について、藤平さんは「水戸市や周辺地域の人々との交流や協働を通して、地域のまちおこしにつながる活動を続けていきたい」と意気込む。

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