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茨城県庁で養殖マサバ「常陸乃国まさば」ブランドロゴ披露とフェア開催告知

知事にマサバを贈呈する海洋高校水産クラブの生徒たち

知事にマサバを贈呈する海洋高校水産クラブの生徒たち

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 本文を入力してください 「常陸乃国まさば」の関係者が12月17日、茨城県庁を訪れ、大井川和彦知事にブランドロゴ披露と「常陸乃国まさば生旨(なまうま)フェア」開催告知を行った。

ブランドロゴを披露する関係者ら

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 「常陸乃国まさば」は2024年11月に誕生した養殖マサバブランド。茨城県で養殖され、人工種苗由来・人工餌料で育成されたマサバで、アニサキスの寄生リスクが低く生食を推奨できるのが特徴。網いけすから取り上げてすぐに血抜きと氷締めを行い、鮮度を保つ。流通ルートや提供店を限定しているため、茨城県内でのみ食べられる。茨城県農林水産部水産振興課の栽培・施設グループ担当者によると、同課が昨年度行った消費者調査では99%が「また食べたい」「また食べてもよい」と回答したという。

 知事訪問には、サバ養殖事業を担当する横浜冷凍茨城営業所長の羽生真之さん、同社国内販売推進室長の赤嶺俊浩さん、那珂湊漁業協同組合代表理事組合長の磯前昌宏さん、茨城県立海洋高校校長の岡田浩さん、同校教諭の江幡友子さん、毎日の世話や出荷作業に携わる同校水産クラブの生徒4人が出席。水産クラブ長で2年生の松下海斗さんらが知事にマサバを贈呈した。

 「常陸乃国まさば生旨フェア」は2026年1月16日から2月まで開催する予定。ひたちなか市、水戸市、大洗町などの「いばらきの地魚取扱店」や「ひたちなか市地魚応援隊登録店」など約40店が参加し、刺し身など生食を主体としたメニューを提供する。出荷計画量は1500尾で、早い店舗では水揚げ当日の昼に消費者へ届くという。

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