水戸税務署と水戸ホーリーホックが3月18日、ケーズデンキスタジアム水戸(水戸市小吹町)で「税に関する情報の周知広報活動における協力体制に関する協定書」締結式を行った。
諸井明水戸税務署長によると、Jリーグクラブと税務署が協定を結ぶのは全国初めての試みという。締結式に続き、キャッシュレス納付の普及拡大への貢献に対する水戸税務署長感謝状の贈呈式も行われた。
水戸ホーリーホックは2019年から水戸税務署の広報活動に協力。確定申告のPRや街頭キャンペーンへの参加、ホームゲームでの大型ビジョンを使った広報画像の放映などに取り組んできた。2025年11月の「税を考える週間」では選手を起用したスマホ申告やキャッシュレス納付のPRをメディアやSNSを通じ発信した。12月にはクラブのマスコットキャラクター「ホーリーくん」とコラボしたキャッシュレス納付のポスターを製作。国税庁ではその後も日本サッカー協会(JFA)に広報大使を依頼している。
諸井明水戸税務署長は「従来は口約束のような形でお願いしていた。J1に昇格し厳しい戦いの中でも協力いただけることへの感謝を込め、未来に向けて明文化したいと考えた」と話す。水戸ホーリーホックについては、「県内外に高い発信力を持つチーム。税の知識や施策を正しく届けていただける」とも。
水戸ホーリーホックの小島耕社長は「『人が育ち、クラブが育ち、町が育つ』という理念の下、地域社会の発展に貢献する活動を続けてきた。税の仕組みはこの国を支える根幹でもあり、クラブの発信力を生かして協力できることはありがたい。今後は選手を起用したプロモーションに加え、未来を担う子どもたちや若い世代に税への理解や意識を届けていきたい」と意気込む。