水戸駅前の商店街の一角で愛嬌(あいきょう)を振る舞う八の字眉の猫ハチを追ったNHKの番組「ドキュメント72時間」が6月26日、放送される。
同番組は全国各地でロケを行うドキュメンタリー番組で、72時間にわたり定点観測。さまざまな人間模様を浮かび上がらせ、深夜番組としては高視聴率を獲得している。
今回取り上げる猫のハチは額に八の字模様があり、東日本震災後に水戸の銀杏坂商店街のたばこと宝くじを販売する「糸久たばこ店」で昼間、看板猫として訪れた人々に癒やしを与えている。さらにその姿から縁起が良いと、受験合格や病気治癒などの願を掛ける人や一目見たいという猫好きの愛好家まで全国各地から同店を訪れる人の後が絶えない。
同番組では5月下旬、3泊4日にわたってハチの姿を密着取材。飼い主の前田陽一さんやたばこ店の長谷川香さん、周辺の商店主やハチに願を掛ける人々の人間模様を浮き彫りにする。
NHK総合で放送時間は22時55分~23時20分。再放送は未定。