東京ビックサイト(東京都文京区)で9月20日・21日に開催された「ジャパンバリスタチャンピオンシップ2017(JBC2017)」で、ひたちなか市に本店を置く「サザコーヒー」の本間啓介さんが2年連続で準優勝を果たしたほか、飯高亘さんが5位、安優希さんが6位入賞の成績を収めた。
同大会は、日本スペシャルティーコーヒー協会(SCAJ)展示会内で行われる競技会の一つ。国内の予選、準決勝を勝ち抜いたバリスタ6人が決勝へ出場。各選手15分間の持ち時間の中、「エスプレッソ」「ミルクビバレッジ」「シグネチャービバレッジ」と呼ばれる創作ドリンク各4杯を審査員へ提供。味だけでなく、ドリンクを提供するまでのプレゼン能力、言葉遣い、食器の管理などの過程も審査の対象となる。
同店からは5人が参加。そのうち、本間さんら3人が準決勝、決勝と駒を進めた。今大会でファイナリスト6人中3人が同店からの入賞という快挙。取締役でバリスタらのコーチも務める小泉準一さんは「栽培からカップまでの過程を知る数少ないコーヒーショップとして、知識や技術を広めたい。チームとしてより一層団結していきたい」と先を見据える。