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水戸市立博物館で特別展「妖怪さまのお通りだい!」 つくも神180柱一堂に

「つくも神」に見立てた道具類(水戸市立博物館)

「つくも神」に見立てた道具類(水戸市立博物館)

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 水戸市立博物館(水戸市大町3)で7月21日から、特別展「妖怪さまのお通りだい!2 -妖怪さまは今年も絶好調!!-」が始まる。

特別展「妖怪さまのお通りだい!」ワークショップ会場

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 2013年に初開催した同展。同館所蔵の古い道具類を生かし、若い世代や子どもたちが博物館に親しむきっかけを作ろうと企画した。前回は約2万人が来場した。施設の耐震工事などを終えた今年、5年ぶりに同企画を復活した。

 館内には、楽器、家財道具、調理用品など約180点を「つくも神」に見立てて躍動感ある展示を行うほか、室町時代から江戸時代にかけて描かれたという「百鬼夜行絵巻」の展示、弓矢で妖怪パネルを倒す弓矢体験「妖怪をやっつけろ!」、鉋(かんな)式のかき氷器や手回しタイプのかき氷器を使って氷を削る体験、薬研(やげん)の使い方を体験ができる「つくも神と一緒に道具体験」、工作やぬり絵などのワークショップを行う。

 ワークショップはポイントカード制で、ワークショップ一講座を終えるごとにスタンプ1個を押印。7月22日・28日、8月11日・12日・26日の5日間、展示会場内に設置する駄菓子店「つくもや」で「スタンプ1個」=「1つくも銭」として使え、集めたポイントに応じて駄菓子と交換できる。期間中、妖怪をテーマにした工作教室、ちんどん屋や切り絵パフォーマンスなど関連イベントも展開する。

 館長の坂本京子さんは「当展を通じて、古い物を大切にする気持ちや、古い道具にはどんな物があるのかを知ってもらえたら。ゆっくりと涼みながら親子でワークショップや駄菓子での買い物体験などを楽しんでほしい」と話す。

 開館時間は9時30分~16時45分。月曜休館。8月26日まで。

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