InnovateX株式会社、革新的な新素材「エコボーン」でプラスチック廃棄物の未来を再定義
InnovateX株式会社(本社:茨城県城里町、イノベートエックス株式会社 代表取締役社長:潮来喜久夫)は、プラスチック廃棄物のリサイクルを根本から見直す新素材「エコボーン」の発表を行いました。エコボーンは、全種類の廃プラスチックを対象にした再生技術を採用し、従来のリサイクルでは実現できなかった「廃プラスチックゼロ」の建材製品を可能にします。さらに、一般社団法人ベターリビングでの建材試験を経て、耐久性・安全性・環境適合性を公式に証明されたエコボーンは、環境負荷軽減と高機能を両立する次世代建材として、建築業界に新たなソリューションを提供します。
エコボーンがもたらす未来:すべてのプラスチックを活かす循環型社会の構築
世界では、年間4億3,000万トンものプラスチックが生産され、そのリサイクル率はわずか9%に過ぎません。大量のプラスチック廃棄物が埋め立てや焼却処分されることで、地球環境に甚大な影響を与えています。InnovateXの開発したエコボーンは、これらの廃棄プラスチックを無駄なく再利用し、建材やエクステリア資材として新しい形で再生することで、循環型社会の構築を目指します。
「エコボーン」が持つ画期的な8つの特長
建築業界のニーズに応えるエコボーンの特長は、従来の建材にない優れた耐久性・施工性を備えており、環境配慮と高性能の両立が求められる現代に最適です。エコボーンの主なメリットには、以下の8点が挙げられます。
1.施工効率の向上- 従来のWPC材と異なり、普段使用している工具で簡単に加工でき、市販の釘やネジで取り付けが可能。
2.塗装不要・防虫防腐処理も不要- 初期コストを抑え、メンテナンスコストも大幅削減。
3.高耐久性と長寿命- 腐らずに紫外線や雨風に耐えるため、野外での使用でも劣化しにくい。
4.紫外線耐性- 紫外線による変色や劣化が少なく、外観を長く保つ。
5.色落ちの防止- 高品質な着色で、美しい外観が持続(オプションにてカスタマイズ可能)。
6.害虫被害を防止- シロアリなどの害虫に強く、建物の保全に貢献。
7.寒冷地での凍結劣化なし- 水分吸収が少ないため、寒冷地でも安心して使用可能。
8.塩害や腐食に対する高耐性- 海岸沿いなど、過酷な環境にも対応可能。
一般社団法人ベターリビングでの建材検査試験に合格した信頼性
エコボーンは、一般社団法人ベターリビングによる厳格な建材検査試験に合格し、耐久性、安全性、そして環境適合性を満たしたことが証明されました。この試験は、耐火性、断熱性、耐水性、そして紫外線への耐久性を含め、総合的な性能評価を行うものです。エコボーンは、試験を通じて実用性・信頼性が証明され、住居から商業施設、さらに過酷な環境に対応できる建材として正式に推奨されました。
エコボーンが木材供給不足への解決策としても注目
世界的な木材供給不足が叫ばれる中、エコボーンはその代替材料として注目を集めています。高い耐久性とコストパフォーマンスを持ち、建築業界での施工効率も良好なエコボーンは、従来の木材と同等、あるいはそれ以上の価値を提供します。これにより、エコボーンは建築業界の持続可能な未来を支える重要な素材として期待されています。
展示会での成功と次回展示予定
2024年10月のサスティナブルマテリアル展の様子
InnovateX株式会社は、2024年10月に幕張メッセで開催された「サスティナブルマテリアル展」に出展し、エコボーンは多くの来場者から絶賛されました。次回は、11月20日から22日に東京ビッグサイトで開催される「ジャパンホームショー&ビルディングショー2024」にも出展し、エコボーンの特性や実用性をさらに広くお披露目する予定です。ぜひご来場いただき、実物のエコボーンをご覧ください。
InnovateX株式会社について
InnovateX株式会社は、CEOの潮来喜久夫とCOOの大畑貴義により設立され、地球環境に貢献するリサイクル技術と循環型製品の開発を推進しています。エコボーンは、同社の革新的技術の象徴であり、廃棄物から新たな価値を生み出すという理念のもとで誕生しました。InnovateXは、製品開発から製品化・販売までの一貫体制を備え、全ての段階でお客様に信頼される製品づくりを目指しています。