■連携協力事項
(1) 教育及び研究に関すること。
(2) 障がい学生支援に関すること。
(3) 学生の交流に関すること。
(4) FD・SDの実施に関すること。
(5) ダイバーシティ及びインクルージョンに関すること。
(6) その他両者で必要と認める事項に関すること。
■ 施行日
令和7年4月1日から
連携協定締結式で署名済の協定書を持つ石原学長(左)と岡本学長(右)
■学長コメント(協定に期待すること。)
筑波技術大学 石原保志学長 今回の連携協定締結において、様々な連携協力事項を検討していますが、その中で「学生」に着目して考えてみます。
筑波技術大学の学生は、健常の学生との交流を通じて、大阪教育大学の学生は、障害を持つ学生との交流を通じて、それぞれ若い世代のうちに、障害が社会の中のバリアとして存在していることを知り、その上で、いかに社会に働きかけ、いかに社会を変えていくか、考えていくきっかけとなってほしいと思います。
筑波技術大学は、我が国で唯一の障害者のための大学です。本学が有する障害学生支援に関するノウハウを最大限に活用し、大阪教育大学との連携を進めてまいります。
大阪教育大学 岡本 幾子 学長大阪教育大学は「我が国の先導的な教員養成大学として、教育の充実と文化の発展に貢献し、とりわけ教育界における有為な人材の育成を通して、地域と世界の人々の福祉に寄与する大学であることを使命とする」を基本理念としています。
現在、文部科学大臣より教員養成フラッグシップ大学に指定され「ダイバーシティ大阪の諸課題にこたえ、学習者の学びに寄り添う教師の育成」をテーマに掲げて開発した教職プログラムの全国展開を進めています。
筑波技術大学と大阪教育大学の包括連携協定締結により、両大学の特色や強みを活かして共通理解と連携を深め、シナジーを創出してまいります。
■ 筑波技術大学について
我が国で唯一の障害者のための大学。「障害者高等教育の拠点」として、聴覚障害、視覚障害を中心に、個々人の障害特性に即した教育、支援を行う。職業分野で能力を発揮できる障害者を輩出することでDE&I環境を醸成し、ひいてはWell Beingな社会の実現に貢献。障害学生支援 のノウハウを他大学に提供し、企業、各種機関と連携して誰もが情報にアクセスしコミュニケーションを可能とする研究にも重点を置いている。
■ 大阪教育大学について
1874年(明治7年)5月に設置された教員伝習所を起源とし、150年に渡る歴史と伝統を有する我が国有数の教育大学。心理学系から芸術系まで幅広い分野を擁し、自然豊かな柏原キャンパスと、アクセス抜群で都市型な天王寺キャンパスの2つのキャンパスで学びを展開している。さらに、幼・小・中・高・特支合わせて11の附属学校園を設置している。令和4年3月には、文部科学大臣から教員養成フラッグシップ大学の指定を受け、ダイバーシティ、教育DXの推進、学習観・授業観の転換といった、教員養成の高度化に全学を挙げて取り組み、多様な教育課題の縮図ともいえる大阪から、「令和の日本型学校教育」を牽引する。
【問い合わせ先】
(協定の内容について)
・筑波技術大学大学戦略課企画戦略係
TEL:029-858-9310
E-mail:kikaku@ad.tsukuba-tech.ac.jp
・大阪教育大学学術連携課社会連携係
TEL:072-978-3253
E-mail:renkei@bur.osaka-kyoiku.ac.jp
(取材の申込について)
・筑波技術大学広報室
TEL: 029-858-9311
E-mail:kouhou@ad.tsukuba-tech.ac.jp
・大阪教育大学広報室
TEL:072-978-3344
E-mail:kouhou@bur.osaka-kyoiku.ac.jp