水戸で「布絵」展-古い着物や帯で和の世界を表現

布絵と作家の皆川末子さん

布絵と作家の皆川末子さん

  • 0

  •  

 布絵作家の皆川末子さんらの展覧会「和の展」が9月8日、茨城県総合福祉会館(水戸市千波町、TEL 029-244-4545)で始まった。

水戸で「布絵」展-古い着物や帯で和の世界を表現

[広告]

 「布絵」は江戸や明治・大正時代の古い着物や帯などを顔料の代わりに使い、日本画を取り入れた独特の技法で人物や風景、花などを描いたもので、水戸市在住の作家・皆川末子さんのオリジナルの作風。これまでも県内を始め全国各地、海外の個展でも高い評価を受けている。

 同展では、皆川さんの新作「感動の番人」など大型の3作品と布絵教室の受講生21人の浮世絵や花、和小物、竹久夢二をモチーフにした約80点の作品が並ぶ。「今年は全員が自画像を布絵で表現した作品があり、ぜひ見ていただきたい。皆さんに『布絵の世界』を感じていただければ」と皆川さん。

 開催時間は10時~17時(最終日は15時まで)。入場無料。今月14日まで。

 関連イベントとして10日14時から同館1階ホールで楽声会らによる朗読イベントを行う。入場無料。

  • はてなブックマークに追加
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース