ラーメンとギョーザを250円の低価格で提供する「ラーメン・餃子（ギョーザ）250」（水戸市栄町）が2月1日、オープンした。

店主・村上さん一押しのチャーシュー麺（500円）

　店主の村上英雄さんは、水戸市内の複数の飲食店に中華麺を卸す老舗「松月製麺所」創業家の出身。県外で会社を経営していたが、2年前にUターンして地元・水戸へ移住した。家業に関わる中で子どもの頃からの夢だった「ラーメン屋をやりたい」という気持ちが高じて物件を探し始め、今回の開業に至ったという。同店では、同製麺所で村上さん自身が製造する自家製麺とギョーザの皮を使ったメニューを提供する。

　看板メニューになるラーメンと手作りギョーザ（4個）は、いずれも250円の低価格に設定。かつて同じエリアで人気店だった「中華そば すずき」（現在は閉業）を参考にしており、村上さんは「『すずき』さんに親しみのあった方にも通ってもらえれば」と話す。村上さん一押しは「チャーシュー麺」（500円）で、「麺とスープによく絡むように」と、国内産の豚を使ったチャーシューをカットする薄さにこだわって提供するという。

　店名について、「分かりやすさを大事にした。『250』はいろいろな読み方をする人がいるが、個人的には『二・ゴ・マル』と読んでいる」と村上さん。「常連客が増えて、毎日通ってもらえるような店を目指したい」と意気込む。

　開店時間は、10時～14時、17時～22時。火曜定休。