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「納豆の聖地」水戸で納豆パーティー 新たな納豆の可能性を追求

タンザニアで納豆を配る宮下さん

タンザニアで納豆を配る宮下さん

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 水戸市の納豆メーカー「納豆」社長の宮下裕任(ひろただ)さんが現在、水戸・浅草・梅田を会場に行う納豆パーティーの資金支援をネット上で呼び掛けている。

これまでに配信した納豆ご飯レシピ

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 宮下さんは、水戸市出身。2015年に個人チーム「納豆男子」を結成。タンザニア共和国へ渡り、5日間で1000人に納豆を配布。日本産納豆のアフリカ大陸進出を実現した。2018年にKDDI香港勤務を経て、水戸市に「納豆」を設立。納豆を世界に広める活動とともに、水戸納豆の独自製法で商品開発を行っている。11月13日現在、注文は2カ月待ちだという。

 2019年に東京・大阪・茨城で開催予定の納豆ご飯とトッピング具材(10種類程度)を楽しめる納豆ご飯専門店「納豆BAR」に先立ち、納豆好きの交流イベントとして、水戸・浅草・梅田を会場に納豆パーティーを開く。

 会場や設営の費用をクラウドファンディングサイト「Readyfor」を通じて呼び掛けている。用意するのは、100円、200円、300円、500円、710円(2種)、1,000円(2種)、2,000円、2,500円、3,000円、5,000円、7,100円、1万円、3万円、4万円、5万円の17コース。

 宮下さんの取り組みの一つ「納豆ご飯専門店のオープン」は11月18日に開催される水戸を中心市街地から元気にするプランを競い合う参加型コンテスト「KIBOW水戸2018」の最終プレゼンターに選出されている。「世界初納豆バイオテックベンチャー!納豆で人と地球を健康にする」は、11月24日に開催される「第2回茨城テックプラングランプリ」のファイナリストに選出されている。

 「パーティーでは自社製品の納豆や納豆を使った料理、スイーツを囲み、納豆料理や未来への可能性について語り合いたい」と宮下さん。「納豆や納豆菌には無限の可能性がある。目指すのは、水戸から世界へ羽ばたく納豆バイオテックベンチャー企業」と意気込む。

 支援締め切りは2019年1月1日23時。

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