水戸市在住の画家・伊敷トゥートさんが2月23日~26日、ギャラリー「誉りみち」(水戸市南町3、TEL 029-233-1625)で個展「コタツは宇宙!」を開く。
「自分の気持ちと絵の具が一番つながる」との理由から、指で描く画法をメインに作品を制作している伊敷さん。昨年9月には活動10周年を記念し「自己との対話」「解放と芽吹き」をテーマに個展「始まりのトビラ 終わりのトビラ」を開いた。伊敷さんによると、来場客が作品を見て涙を流すなど反響も大きく「来てくださった方が、自分の過去を抱きしめられているんだ」と感じたという。
期間中、会場内にこたつを設置。こたつに入りながら前回の個展で展示した「始まりのトビラ」「終わりのトビラ」、新作を含む約10点の絵画が鑑賞できるほか、ブローチやポストカード、ピアスなどの雑貨も販売する。
伊敷さんは「私のホームである水戸で『こたつ』を囲んでリラックスできる形で表現したいと思った。心の芯まであたたまる絵画展にしたい」と話す。「私自身、人の話を聞くのが好き。『自分自身が何も制限のない中でできるとしたら何がしたいか』など問いかけながら、理想の自分や未来、絵のことを語り合えたら」とも。
開催時間は13時~20時(最終日は11時~15時)。入場無料。