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阿字ヶ浦を笑顔であふれる海岸に ひたちなか市の若手有志が支援呼び掛け

(左から)「イバフォルニア・プロジェクト」メンバーの小池さん、小野瀬さん、横須賀さん、黒澤さん

(左から)「イバフォルニア・プロジェクト」メンバーの小池さん、小野瀬さん、横須賀さん、黒澤さん

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 ひたちなか市在住の若手有志団体「イバフォルニア・プロジェクト」が現在、阿字ヶ浦海岸(ひたちなか市)でマルシェイベント開催プロジェクトの支援者を募集している。

ビーチパーク(イメージ図)

 同団体の小野瀬さんによると、1980年代の最盛期にはひと夏で300万人が訪れたという阿字ヶ浦海岸。来訪者数は次第に減少し、2011年は東日本大震災の影響もあり1万7577人まで落ち込んだ。

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 危機感を持った地域の若手経営者などが中心となり2018年春、「ひたちなか市の海岸のあり方を考える会」が発足。その後、同内在住の会社員・小野瀬竜馬さんがプロジェクトの原型となる、阿字ヶ浦をカルフォルニアのような過ごしやすく開放的な景色に変える「茨城×カリフォルニア=イバフォルニア」構想を提案。考える会を「イバフォルニア・プロジェクト」に改称し、旅館の支配人を務める黒澤広忠さんのほか、小池伸秋さん、横須賀太平さん、小野瀬さんが中心となり活動を行っている。

 小野瀬さんは「自分の海外生活の中で、海沿いをランニングしたり、ビーチに寝転がって音楽聞いたりしているだけで幸せと思える空間があった。身近な日本の海でも、同じように一日ゆったり過ごす空間と文化が形成できれば、時間さえあればそこに足を運び、ゆったり過ごし、幸せを感じることができるのではないか。そんな海が人から愛される海になるのでは」と話す。

 「今の阿字ヶ浦は、人から愛されている様子ではないかもしれないが、愛されるポテンシャルは十分秘めている。まずは空間と文化の形成が必要なので、それをつくろうと思った」とも。

 今回のプロジェクトでは、小野瀬さんの構想の第1弾企画として海をテーマにした「イバフォルニア・マーケット」の支援者をクラウドファンディングサイト「Ready for」を通じて募集している。「ネット社会の普及で人と接する機会が減った今だからこそ、人と人とがじかに出会い、同じ空間を共有し、信頼を築きあげるマーケットに価値がある。今後の文化の礎となれば」と小野瀬さん。支援締め切りは2月28日。

 「阿字ヶ浦の魅力は、『阿字ヶ浦タイム』と呼ばれる細かいことは気にしないゆるい寛大さ。いつかみんなに『阿字ヶ浦にいると、常に笑顔で幸せそうな顔をしている人ばかりで楽しい』と言われる場所にしたい。その一歩を応援してもらえたら」と意気込む。

 イベントは5月中旬に開催を予定する。

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