ひたちなか市在住の若手有志団体「イバフォルニア・プロジェクト」が5月18日・19日の2日間、阿字ヶ浦海岸(ひたちなか市)でマルシェイベント「イバフォルニア・マーケット」を開く。
「カリフォルニアのような自由で開放的な空間」をコンセプトに活動する同団体は2018年に「ひたちなか市の海岸のあり方を考える会」として発足。阿字ヶ浦をカルフォルニアのような過ごしやすく開放的な景色に変えようと考える会を「イバフォルニア・プロジェクト」に改称し、これまでに「イバフォルニア・ミニマーケット」を2回開催している。
同団体の小野瀬竜馬さんは「クラウドファンディング活動をしていく中で、支援者の多くが阿字ヶ浦は思い出深い場所だと語ってくれた。そんな方がこのマーケットに来て昔を思い出し、生まれ変わる阿字ヶ浦にワクワクして笑顔で過ごしてくれたらうれしい」と話す。
当日は、会場となる海岸に飲食、農産物、クラフト雑貨、ファッション、リラクセーション店が軒を連ねるほか、会場そばの旅館「山形屋」とのコラボ音楽イベントも行う。
出店するのは、ローストビーフを販売する「Cafe and space TOIRO」をはじめ、「武陵桃源(ぶりょうとうげん)」、クラフトビールの「プレストンエールブルワリー」、家具・雑貨店「Shinc lab.(シンクラボ) 」、サーフアートを取り扱う「Chino surf art」、会場装飾や植物販売を行う「けしきや」(以上、ひたちなか市)、ハンバーガーを販売する「GREEN ROOM」やキャンピングカー展示を行う「ルートシックス」(以上、水戸市)、窒素コーヒー店「Sol cafe」 (東海村)、ロミロミリラクセーションを行う「Jewell orchids 」(日立市)など2日間で40店。
同時開催する音楽イベントは、18日に夜のギターズ、安達勇人さん、鈴木良平さん、DIG DA SOUTHPAW×DJ TOKU、19日にDJ長谷川潤さん、DJあおいえるさん、CHICOさん、DIG DA SOUTHPAW×DJ TOKUなど阿字ヶ浦を中心に、茨城にゆかりのあるアーティストが出演する。
小野瀬さんは「開催の目的は、海で1日を過ごす幸せを感じてもらうこと。マーケット会場の目の前はビーチと海。会場にもお店がたくさん並ぶので、開放感のある空間で海辺らしくのんびり滞在してくれたら」と来場を呼び掛ける。
開催時間は10時~16時。入場・駐車無料。