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水戸の女性起業家がテークアウト料理の情報発信・事前予約サイト開設へ

吹き出しパネルを手に笑顔を見せる眞木真奈美さん(左)とM-Workの大上明宏さん(右)

吹き出しパネルを手に笑顔を見せる眞木真奈美さん(左)とM-Workの大上明宏さん(右)

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 水戸市在住の女性起業家・眞木真奈美さんが7月20日、育児中の母親を対象にしたテークアウト料理の情報発信・事前予約サイト「まちのレストラン」を開設した。

「まちのレストラン」TOP画面

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 潮来市出身の眞木さんは大学卒業後、保健師として県内外で勤務。眞木さんは「以前から漠然とした起業のイメージはあった。食を通じた人の交流や支援サービスがしたかった」と話す。2018(平成30)年から準備を進め、6月に茨城県内と都内で同事業のテストを開始。飲食店のヒアリングや利用者からの声を聞き、正式オープンにこぎ着けた。同年11月には、事業案をまとめてビジネスプランコンテストに応募。5位入賞を果たした。

 登録された地域の飲食店のメニューを事前予約し、料理を取りに行く「テークアウト型」が特徴の同サイト。今後は、ケータリングをはじめ、食に関するイベントなどの開催も予定しているという。現在注文できるのは、洋食店「花きゃべつ」、ベトナム料理店「1,2,3,Dzo!(モッ、ハイ、バー、ヨー)」(以上、水戸市)など水戸市の飲食店が中心。掲載店やメニューは順次公開するという。

 眞木さんは「子育ての中で『あったらいいな』というものをイメージした。お祝い事やホームパーティー、お盆やお祭りの日など、『子連れでレストランには行けないけれど、おいしいものが食べたい』というような時に利用してほしい。気軽に利用して、その場の雰囲気を和らげる、楽しくするお手伝いができたら」とほほ笑む。「将来的には、多世代交流のきっかけ作りに役立てば」とも。

 7月20日は黄門まつり花火大会に合わせ限定オードブルを販売するほか、7月28日はオープニングイベントとしてM-Work(水戸市)とのコラボ企画「こどもケーキ屋さん」、7月29日は「~かわいい!楽しい!美味(おい)しい!デコ和菓子教室~親子で作ろう練り切り和菓子『おばけ屋敷』」、8月10日は水戸南町商店街で「はじめてのおつかい体験」などを行う予定。

 M-Workの大上明宏さんは「サービスとは今後もコラボする予定。自分自身、二児の父でもあり、妻を通じて育児をする専業主婦の姿も見ている。専業主婦が外に出るきっかけになれば。いろいろな人に見に来てほしい」と話す。

 テークアウトの予約は、パソコンサイト、スマートフォンサイトで受け付ける。支払いはクレジットカード払いで、販売店の営業日時に合わせ店舗受け取りを行う。店やメニューのリクエストも募集する。

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