「第13回 かさま新栗まつり」が10月5日・6日、笠間芸術の森公園(笠間市笠間)で開かれる。
栽培面積3520ヘクタール、収穫量約4150トンと全国1位の栗の産地として知られる茨城県の中で、県内一の生産量を誇る笠間市。
同イベントは、栗生産農家や栗を扱う業者が消費者と相互交流をすることで、栗に関する理解と関心を高め、笠間ブランドの確立と地域振興を目的に2007(平成19)年に始まった。
昨年は、2日間で7万1000人が来場。朝から各店舗で行列ができ、モンブラン商品を中心に売り切れが多く出たという。
今年は、栗を素材にしたもの、材料に栗を使用したものや栗に関連した商品を扱う初出店の10店以上を含む、全82店が出店。
5日は、男性歌謡コーラス・グループ「純烈」による「スペシャル栗ステージ」のほか、中川学園調理技術専門学校の眞嶋伸二さんが「公開!栗クッキング」、6日はホテルメトロポリタン エドモントの総料理長岩崎均シェフの「栗トークショー」などを展開する。
期間中、イガ栗を投げる「栗ストラックアウト」「イガ栗ダーツ」「オリジナルスペシャルモンブラン作り」「栗拾い」「栗むき」などの体験型イベントも行う。
笠間市の担当者は「テーマは『栗を育て、栗をいただく』。栗で有名な土地はいくつかあるが、生産から加工して販売と完結できるのが笠間の特徴。『栗を食べるならば、笠間に来ていただく』という究極のテーマ。ぜひ栗の聖地・笠間にお越しいただければ」と呼び掛ける。
開催時間は9時~16時。