「デジタルネイティブ世代が『お金より信用』という理由-ブロックチェーン、AI、5G時代を生きる-」が11月8日、MーWork(水戸市南町)で開催される。GIS総合研究所いばらき、総務省関東総合通信局、関東ICT推進NPO連絡協議会が共催する。
インターネットやパソコンのある生活環境の中で生まれ育ってきた「デジタルネイティブ世代」。同イベント担当者によると、「『人と人』『人とモノ』のつながりは、劇的な変化を遂げ、お金より信用に価値を持つといわれている」という。
ゲストスピーカーは、「自分の好きなことを大事にしながら生きる若者を増やし、自分の生まれた地域を良くする」というコンセプトを掲げる「Hakko Lab(ハッコーラボ)」の豊崎悟さん、川嶋啓太さん、加藤喬大(たかひろ)さん、高木真矢子さんの4人。2018年8月の結成から「平成最後のぼくらの祭」「遊びと学びの発酵キャンパス」「夜らぼ」などのイベントを通して、10~20代と大人との交流の場を創出している。
当日は、「デジタルネイティブ、ミレニアル世代、Z世代とは?昔とは何が変わったのか?」「世代を超えた関わり方のコツ」などのテーマでクロストークを行うほか、トークセッションで、世代と立場の異なる人たちとの相互理解を深める体験を行う。
豊崎さんは「この世代では『物を買わずにシェア』『世界とつながる』などの行為が当たり前となっている。そして、この世代が感じ始めている代表的な事例が、『お金より信用』という価値観。ほかの世代とのギャップは他には何があるのか?今後ブロックチェーンやAI、5Gといったテクノロジーが劇的に変化する現代未来において、どんな世代や価値観、文化が生まれてくるのか?などをシェアできれば」と話し、「若者の考えが分からない、大人が意見を理解してくれないと思う方に来ていただければ」と呼び掛ける。
開催時間は14時~17時(13時45分受付開始)。参加無料。