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笠間稲荷神社などで「菊まつり」 1万株咲き誇る

1万株の菊が見頃を迎えている

1万株の菊が見頃を迎えている

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 「第112回笠間菊まつり」が現在、笠間稲荷神社(笠間市笠間)をメイン会場に開かれている。

1万株の菊が見頃を迎えている

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 笠間菊まつりは日本で最も古い歴史を持つ菊の祭典で、1908(明治41)年に始まり、今年で112回目。現在、大菊、古典菊、懸崖菊、盆栽菊、千輪咲きなど多種の菊約1万鉢が見頃を迎え、同神社の境内を彩っている。

 会場では「菊花品評会」「笠間市民菊花展」が行われ、花弁、葉の形、大きさ、姿の美しさの審査を受け受賞した菊鉢も並び、丹精込めて育て上げた高い技術の成果も見ることができる。

 栃木県から来場した水谷順子さんは「この美しさはまさに芸術作品。菊作りは手間が掛かると聞いているが、これだけ大きくするのは大変だったのでは。初めて笠間に来たが、菊まつりで境内はもちろん、市内の至るところに菊が咲いていて華やかでいい」と笑顔で話す。

 1948(昭和23)年から同時開催されている「菊人形展」の今年のテーマは、NHK大河ドラマ「いだてん」。菊人形は、地元の有志が育てた菊を使い、葉や花を細工し人形の衣装としたもので、名場面を再現した展示となっている。

 笠間稲荷神社の「菊まつり」は入場無料。菊人形展の開催時間は8時30分~16時30分(入場は16時まで)。入場料は、大人(高校生以上)=800円、中学生=400円、小学校以下無料。11月24日まで。

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