バスケットボールB2の「茨城ロボッツ」が2月15日、新グッズ「納豆ヘッド」を発表した。
「茨城ロボッツ・スポーツエンターテインメント」社長の山谷拓志さんは、東京都出身の元アメリカンフットボール選手。自身の経験もあり、NFL(ナショナル・フットボール・リーグ)の「グリーンベイ・パッカーズ」のファンが身に着ける地元の特産品であるチーズを生かした応援グッズ「チーズヘッド」に着目。社長就任の3年前から、納豆を盛り上げるイベントや企画ができないかと思いを巡らせていたという。応援グッズの形状などを試行錯誤する中で、同社デザイナーの提案で「わら納豆」をモチーフに決定。水戸のご当地キャラクター「みとちゃん」とも掛けてデザインし、商品化を進めている。
素材やわらの表現を模索し、素材となるウレタンは吉田化工(古河市)に依頼。山谷さんは「かぶっていると粘り強く、諦めちゃいかんという納豆マインドになる」と話す。
「納豆ヘッドをロボッツの名物応援にしたい。ロボッツは今、ワイルドカード争いにとどまっている状態。3月は粘らないといけない。納豆ヘッドは『粘れ』という意味と『納豆ヘッド』を掛け、水戸を体現するものとしてデビューさせる。新しいカルチャーとして、『ネバネバディフェンスだ!』『粘れ!ロボッツ』とブースターの皆さんが応援するような雰囲気を作り、選手が粘り強いプレーをしていくというような形にしたいと思い、真面目に取り組んでいる。ロボッツと言えば納豆ヘッドだ、となれば」と意気込む。
「まずは試合会場でかぶってほしいという思いがある。夢のような話だが、ロボッツを飛び出して、水戸中の皆さんが『納豆ヘッド』をかぶるんだ、売っていこう、広めようという風になって、地域の皆さんと共に盛り上げていけたら」とも。
「納豆ヘッド」は3月7日・8日の2日間、先着300人、計600人に配布。同日から試合会場で販売も始める。要望などによって通販なども検討していくという。価格は1個500円を予定。