茨城大学生主催のお菓子作りイベント「310食堂 デザート作り~バレンタイン~」が2月16日、「食と農のギャラリー葵」(水戸市南町)と「マチノイズミ」(水戸市泉町)で開催された。
イベントを主催した「茨城大学Mito Bloomチーム」は授業の一環で結成した、水戸の地域コミュニティの強化を目的とする団体。水戸の子ども食堂「310食堂」と連携しながら2会場で同内容のイベントが開催された。参加者に食材の持ち寄りを呼び掛けるのは今回が初めて。
たこ焼き機使って鈴カステラを作る同イベントは、親子での参加や子どもだけでの参加が多く、大学生のアドバイスを受けながら菓子を作る子どもたちの姿が見られた。テーブルごとにイベント参加者同士の交流や参加者と主催の大学生との交流が生まれ、にぎわいを見せた。
「マチノイズミ」でイベント運営を担当した同団体リーダーの木村友紀奈さんは「普段の310食堂では子どもたちに食べることを楽しんでもらっているが、今回は子どもたちに作ることも楽しんでもらえた」と振り返る。
「食と農のギャラリー葵」担当の副リーダー・佐久間秀人さんは「今回のイベントをきっかけに、参加者同士での新たな交流が生まれた。イベントを通じて水戸のことをもっと知ってもらい、好きになってもらえれば」と話す。