茨城県植物園(那珂市戸)が3月29日、同園隣の「きのこ博士館」内にマスクコーナーを設け、手作りマスクの販売を始めた。
新型コロナウイルスの影響で、使い捨てマスクが品薄となり手作りのマスクが注目される中で、「植物園のイベントで出店いただいているハンドメード作家さんと『マスクを欲しいという方のために少しでも力になれたら』という思いが一致した」と同園の小林慎行さん。
マスクを製作するのは、クラフト作家2人とハーブ教室の講師1人。初日には、子ども用から大人用までのマスク60個を用意。平日の補充にも対応する予定だという。同館では、花粉症とぜんそくを表す缶バッチも販売する。
小林さんは「新学期を控えるこの時期、マスクが必要だけど手に入らないという方に届けば嬉しい。購入数に制限は設けないが、多くの方に行き渡るよう協力いただければ」と話す。
価格は300円~。開館時間は9時~16時30分。月曜休館。