水戸の喫茶店「SOTO COFFEE(ソト コーヒー)」(水戸市泉町)が3月22日、オープン2周年を迎えた。
店主の栗田臣さんは日立市出身。23年間勤めた会社を退職後、2年間製菓の専門学校に通い、イベント出店などを経て2018(平成30)年3月に出店した。
栗田さんは「元々、喫茶店の雰囲気やスペシャルティコーヒーが好きだった。いつかお店をやりたいと思っていたので退職を機に思い切った」と話す。「店名には『人に入れてもらい、外で飲むコーヒー』を楽しんでもらいたいという思いを込めた」とも。
店舗は「泉町仲通り」に面し、元スナックだった空き店舗を改装。メニューは、約10品種の「自家焙煎コーヒー」(600円)、オリジナルブレンド「泉町仲通りブレンド」(450円)、クリームソーダや軽食、パフェやマフィンなども取りそろえる。
3月28日~4月5日の期間中、2周年記念企画として、「泉町仲通りブレンド」のコーヒーチケット11杯分を限定販売するほか、来店客に2周年を記念して作成したオリジナルグッズを進呈する(1会計につき1個、先着順)。
栗田さんは「営業の中で、お客さんとの会話に心を配るようにしている。当初はマスターと呼ばれる事に戸惑いもあったが、今はしっくりくるようになった」とほほ笑む。「水戸の街に思い入れもある。今後は、『あそこに行けば落ち着ける』『仲通りといえばSOTO COFFEE』と思われるお店にしていきたい。周辺には居酒屋なども多くあるので、夜においしいコーヒーを飲みたいと思ってもらえるお店になれたら」と話す。
営業時間は、月曜~水曜、金曜~土曜=11時30分~22時、日曜=11時30分~19時。木曜定休。