ひたちなか商工会議所(ひたちなか市勝田中央、TEL 029-273-1371)が4月2日、新型コロナウイルスの影響を受け、市内飲食店のテークアウト情報をまとめたウェブページ「テイクアウト&デリバリー応援キャンペーン」の公開を始めた。
同会議所の大沼翔さんは「新型コロナウイルスの影響がいち早く出たのが観光関連の業種。特に飲食業や宿泊業への影響が大きく、外出自粛ムードが広がることで外食を控える傾向が強まったことから、テークアウトやデリバリーサービスを行うことで、外食を警戒する消費者を取り込む機会を創出しようと決めた」と話す。
サイト制作は、同商工会議所内約500事業所による「観光・飲食サービス業部会」が中心となり、市内の店舗などに呼び掛けて行った。4月1日に募集を始め、4月13日時点で40店以上が参加。店舗名、営業時間、テークアウトやデリバリー対応の概要、問い合わせ先などを掲載する。
大沼さんは「新型コロナウイルスの影響で急激に減速した地域経済の再起のためにも、まず会議所ができることは何だろうと考えた。新型コロナウイルスが収束するまでは続ける予定」と話す。