木工やクラフトの展示販売イベント「木工&クラフトin笠間」が9月19日~22日、笠間芸術の森公園内と笠間工芸の丘特設会場(笠間市笠間)で開かれる。
2015(平成27)年に始まり今年で6回目となる同イベント。木工に特化したイベントとして始まったが、2017(平成29)年から布、ガラス、革、鉄とさまざまな材料を使った作品の作家が集まるイベントにマイナーチェンジを図ってきた。昨年は、台風の影響で3日間のうち1日のみの開催だったが、約7000人が来場した。
同施設では、新型コロナウイルス感染拡大によりイベント全般の中止や延期が相次いだ。施設は約1カ月休館し、5月19日に営業を再開している。
6月12日現在、イベントの出店予定は、クラフト作家、飲食、物産など約50店。多目的ホール研修館では「刑務所作業製品キャピック展」を行うほか、東日本盲導犬協会、地球温暖化防止啓蒙活動団体などの誘致を予定する。「笠間工芸の丘」館内では、クラフトギャラリーI「海老澤礼子・小島佳代 二人展」、クラフトギャラリーII「陶人形展VI(井上卓)」を開く。
「笠間工芸の丘」の深澤力さんは「営業を再開したが、以前のようなにぎわいには至っていない。早く平穏な日常が戻ってほしい、そのきっかけの一つになれればいいという思いで開催準備を進めている」と話す。「県内地域の工芸作家活動や紹介の一環となれば」とも。
開催期間は、9月19日~9月22日。9時~16時。