高橋靖水戸市長が7月28日、水戸市役所でシンガー・ソングライターの磯山純さんに「みとの魅力宣伝部長」の委任状を手渡した。
シンガー・ソングライターの磯山純さんは水戸市出身。2011(平成23)年の東日本大震災で大きな被害を受けた茨城の復興を応援したいと、2012(平成24)年から地元茨城で音楽活動を開始。ライブを行う際に茨城の観光パンフレットを配布するほか、茨城県産の野菜を使い磯山さんが調理した料理を振る舞うイベントを開くなど、茨城の魅力資源を県内外に積極的にアピールしてきた。
水戸市は磯山さんのこれまでの活動を評価し、2014(平成26)年に「みとの魅力宣伝部長」として「水戸の魅力発信」の協力を依頼。前回の委嘱から任期が満了したため、磯山さんを「宣伝部長」に再委嘱した。
高橋市長は「音楽で夢や希望を与えすばらしい活躍をしている磯山さんに、より一層水戸の魅力を広めてもらえたら」と期待を込める。
磯山さんは「新型コロナウイルスによる影響でライブ活動の先の見通しが立たない状況であるが、スタジオで撮影したライブ映像を配信するという新しい試みを行ったところ、世界中からの反応があった」と話す。「今後もライブ配信を続ける。実際に会場に来られない人にも磯山純自身と音楽を知ってもらえる機会と捉え、前向きに考えている。水戸のことも広く知ってもらえる機会となれば」と意欲を見せる。
今後は、水戸の飲食店を応援するためテークアウトを含めた飲食店利用者にオリジナルキーホルダーを配布する予定という。