JR水戸支社が10月3日から、鹿島臨海鉄道・関東鉄道・ひたちなか海浜鉄道・真岡鐵道・JR東日本水戸支社の鉄道5社で連携した「ローカル線に乗ってプレゼントキャンペーン。『ゆる鉄カレンダー』もらっちゃおう!!」を展開する。
同企画は、今年7月~8月に行った「ローカル線に乗ってプレゼントキャンペーン」の第2弾。特別企画乗車券「ときわ路パス」を販売し、新型コロナウイルス感染症の影響で減少した茨城県内の流動を促進。大きく落ち込んだ観光需要と鉄道利用を喚起しようというもの。
「ときわ路パス」では、茨城県内フリーエリア内の普通列車の普通車自由席を1日乗り放題にする。常磐線(取手~大津港間)、水郡線(水戸~下野宮・常陸太田間)、水戸線(友部~小田林間)、鹿島線(潮来~鹿島サッカースタジアム間)のほか、関東鉄道、鹿島臨海鉄道、ひたちなか海浜鉄道、真岡鐵道(「SLもおか」に乗車する場合はSL整理券が別途必要)が対象。
発売期間は9月3日~12月20日。利用可能日は10月3日~12月20日の土曜・休日。価格は、大人=2,180円、大人の休日倶楽部会員=1,670円、小人=550円。フリーエリア内のJR主要駅の指定席券売機、みどりの窓口で販売する。
同乗車券の購入特典として、鹿島臨海鉄道大洗駅、関東鉄道取手駅、ひたちなか海浜鉄道那珂湊駅、真岡鐵道真岡駅、JR水戸駅で、「ゆる鉄カレンダー」を進呈する。カレンダーは、鉄道写真家の中井精也さんとコラボした。5社の路線を卓上カレンダーとした。
同社営業部販売課の大和田渉さんは「夏のときわ路パスも多くの方にご利用いただいた。近場のお出掛けなど、鉄道の旅を楽しんでいただきたいと企画した」と話す。「中井さんの写真は、鉄道の車両だけでなく、鉄道に関わるすべてのものが被写体となっているのが魅力。地域の新たな魅力を見つけていただけたら」とも。
配布期間は10月3日~12月20日の実施期間中、「ときわ路パス」提示で「ゆる鉄カレンダー」が受け取れる。配布数は先着5000部。なくなり次第配布終了。