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茨城県内事業者がキャンプ普及目指しスタンプラリー 茨城のアウトドア元年へ

スタンプラリー企画「IBARAKI ANOTHER GO CAMP」のチラシを手にする光又さん

スタンプラリー企画「IBARAKI ANOTHER GO CAMP」のチラシを手にする光又さん

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 県内のアウトドア施設事業者らが現在、県内5施設で連携したスタンプラリー企画「IBARAKI ANOTHER GO CAMP!(イバラキアナザーゴーキャンプ、通称・イバラキアナゴキャン!)」を始めている。

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 茨城県内のキャンプ場数は全国1位の163件(平成30年度、スポーツ庁調査)と全国最大級のキャンプ場を有する。新型コロナウイルスの影響によるアウトドアレジャーの注目を受け、茨城県では今年6月の補正予算案で、キャンプ事業としては初となる単独予算2,200万円を計上。「いばらきキャンプ魅力発信事業」として各種展開を予定している。

 同企画は、茨城のキャンプ場人気を盛り上げようと「大洗サンビーチキャンプ場」(大洗町)、「日川浜オートキャンプ場」(神栖市)、「イバフォルニア・ビーチキャンピングプレイス」(ひたちなか市)、「フォンテーヌの森」(つくば市)、「フォレストピア七里の森」(城里町)の5施設と北米生まれの自然体験型のアクティビティーを手掛ける「ツリーフロッグ」の代表ら6人が企画。「大洗サンビーチキャンプ場」(大洗町)の光又新二さんは「県内のキャンプ事業を盛り上げるためにも、複数のアイデアがあったが、まずは何か行動しようと企画した」と話す。

 スタンプラリーでは、県内5施設の利用のほか、ツリークライミングイベントを企画運営する「ツリーフロッグ」の利用が対象。2カ所目からの加盟キャンプ場で、利用料割引といった特典を受けることができる。6つのスタンプを集めると、加盟キャンプ場の利用料金が1区画1泊無料となるという。

 光又さんは「新型コロナの影響を受けにくいということもあり、今年は夏の利用客も多かったが、もともとキャンプは秋冬のアクティビティー。茨城は、海や山、森とフィールドが多様。それぞれ首都圏からのアクセスが良いのも魅力」と話す。

 「今年は、茨城のアウトドア元年。今後もさまざまな企画を予定しているので楽しみにいていただけたら」と呼び掛ける。

 スタンプラリーの期間は12月31日まで。

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