水戸商工会議所が現在、「飲食提供店ガイドブックに掲載したい」グルメ店を決める「水戸まちなか三ツ星アワード」への投票を受け付けている。
同企画は、昨年まで開催されていた水戸まちなかグルメ店大賞「水戸ュラン(ミトュラン)」の名称をリニューアルしたもの。水戸市の中心市街地で個性的で魅力のある飲食店を顕彰し、公表することで店づくりへの意識の高揚促進と中心市街地の商業活性化を図ることが目的。
対象は、水戸市中心市街地(水戸駅から大工町周辺)で、飲食を提供している店舗(フランチャイズ店を除く)。まちなかにある「飲食提供店ガイドブックに掲載したい」お薦めのグルメ店舗をテーマに、消費者の投票を受け付け、大賞と準大賞を決める。
昨年の「水戸ュラン」では県内外の消費者から約8000の投票があった。新型コロナの影響により秋のイベント中止が相次ぐ中で、大きな影響を受ける飲食店を応援する側面もあるという。水戸商工会議所産業振興課の黒澤優希さんは「中心市街地には質の高い飲食店も多い。まだまだ知られていない店を掘り起こしたいという思いもある」と話す。
1人4店まで投票可能。投票は、ウェブ、ファクス、市内5カ所に設置する投票箱、郵送で受け付ける。投票者の中から抽選で商品の進呈も行う。
黒澤さんは「新たに三ツ星アワードとなった企画。昨年までの投票では、転勤で県外に出た人から『水戸の店が懐かしく、久しぶりに行ってみようと思った』という声もあった。皆さんが選ぶ店として観光客などにもPRしていきたい。ウェブ投票もあるので、お薦めの飲食店を投票していただけたら」と参加を呼び掛ける。
投票期間は11月30日まで。結果は来年2月下旬ごろの発表を予定する。