鉄道古物の販売会が11月23日、鹿島臨海鉄道大洗駅待合室で開かれる。
今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のためイベントが中止となったが、鹿島臨海鉄道ではこれまで、「YOKOHAMAトレインフェスティバル」や「ひたちなか市産業交流フェア」「つくばエクスプレスまつり」で鉄道古物を販売してきた。大洗駅を会場として古物販売を行うのは2009(平成21)年の大洗鹿島線開業25周年記念イベント「鉄道体験フェア」以来となる。
当日は、「5周年記念ヘッドマーク」(2万円)や「旧型制帽」(5,000円)、「つり革」(300円)のほか、「大洗鹿島線の路線図」「廃札キップ」「6000形パーツ」など約50点をそろえる。同駅隣の「うみまちテラス」では、銚子電鉄が制作した映画「電車を止めるな」の上映(18時30分~)を行う。
鹿島臨海鉄道企画開発部次長の鈴木賢嗣さんは「規模は小さいが、マニア向けからビギナー向けまで、鉄道ファンの皆さま向けに鉄道古物を各種取りそろえた。体調管理をしっかり行いマスクなどのウイルス感染予防対策の上、お越しいただけたら」と呼び掛ける。開催時間は14時以降、準備が整い次第販売を始める。最新情報は大洗鹿島線の公式ツイッターなどで発信する。