「大洗鹿島線を育てる沿線市町会議事務局」と鹿島臨海鉄道が12月5日、自転車を解体せずに鉄道車両内に持ち込む「サイクルトレイン」実証実験を行う。
「サイクリング王国いばらき」の実現に向け、サイクルツーリズムを推進する茨城県。11月11日は、県央と海岸沿いの県北地域の7市町村を縦断する「大洗・ひたち海浜シーサイドルート利活用推進協議会」を設立した。
実験当日は、自治体関係者など沿線の関係者が参加。水戸駅出発で、長者が浜潮騒はまなす公園前駅で下車し、北浦周辺を周遊。荒野台駅から乗車し水戸駅に戻る。
大洗鹿島線でのサイクルトレイン実証実験は今回が初めて。11日に開かれた「サイクルトレインの導入促進に向けた研修会」を踏まえ、列車の運行や駅での対応,利用者目線での課題などの検証を行い、サイクルトレインの課題を探る。