ひたちなか海浜鉄道(ひたちなか市釈迦町)の駅ネコ「おさむ」と「ミニさむ」を撮影した「駅ネコ 写真集 Vol.2」刊行から半年がたち、現在も好評だという。
同駅では、駅ネコの「おさむ」と「ミニさむ」を保護し、2匹は駅ネコとして生活。今年6月に「おさむ」が推定17歳で亡くなり、現在は2009(平成21)年に那珂湊駅にやって来た雌の「ミニさむ」が駅を拠点に暮らしている。
写真集では、生前の「おさむ」の姿や駅ホーム、駅事務室などでくつろぐ姿など40枚以上を収録。同鉄道担当者によると、写真集は初版発行から半年たったが現在も好評で、注文状況に応じて再版しているという。
同鉄道担当者は「ネコ好きな方はもちろん、鉄道ファンの方にもお薦め。毎日のように通い詰める湊鐵道応援団メンバーがボランティアで撮影した写真。2匹のリラックスした表情も楽しんでいただける」と話す。
オールカラー、A6サイズ、全36ページ。価格は700円(送料別)。オンラインのみの販売で、購入者に「幸せの黄色いオシロイバナの種」を1つ同封している。
現在、同鉄道のオンラインショップでは2021年の三が日のうち1日限りで湊線を乗り降りすることができる乗車券「三が日用 前売湊線1日フリー切符」も販売している。価格は、大人=600円(限定400枚)、小人=300円(限定100枚)。乗車券購入者に「ふるさと鉄道の旅」1冊を進呈する。