国営ひたち海浜公園で2020年1月2日から、正月行事が行われる。
同園内にある「みはらしの里」は、春のネモフィラや秋のコキアが咲く「みはらしの丘」のふもとに位置する。「なつかしい村の風景と活動」をテーマに、農村風景を再現し、四季折々の暮らしの歳時記を展開している。
新年の開園となる1月2日~11日までの期間、正月行事として各種企画を行う。2日は、古民家(奥の家)で新年の抱負など思い思いの言葉を毛筆で書く「書初めをしよう」、7日は、「みはらし広場」で無病息災を願って食べる「七草がゆ」、11日は「みはらしの里」畑で正月飾りなどを燃やし無病息災、五穀豊穣、家内安全を祈る「どんど焼き」などを開催する。イベントは定員制(「どんど焼き」は定員なし)で、当日受付。
「古くから暮らしの中で築かれた年中行事や習わしなど、大人には懐かしく、子供には新鮮なお正月行事をお楽しみいただける。ご家族で楽しみながらご参加いただけたら」と、同園担当者。
1月9日の10時~、11時~、13時~は、「グリーン工房」でレジ袋を素材に好きな絵を描き、環境問題を考えながら凧をつくる「エコ凧づくり」を行う。参加費無料。1月11日10時~は、古民家(主屋・隠居屋)前庭で木の枝に紅白団子をつけて五穀豊穣を祝う縁起物「まゆ玉飾りづくり体験」を開く。参加費200円。「エコ凧づくり」 と「まゆ玉飾りづくり体験」は定員制で、事前予約をひたち公園管理センター(029-265-9001)で受け付ける。
同園担当者は「昔話の世界に入り込んだような気持ちで、新春の体験と風景をお楽しみください」と呼び掛ける。
開園時間は9時30分~16時30分(2月末まで)。火曜休園。12月31日、1月1日は閉園し、1月5日は開園する。