大洗の砂浜などを会場とした「2020-2021茨城シクロクロス 第4戦 大洗サンビーチステージ」が2月14日、大洗サンビーチ(大洗町大貫町)で開かれる。主催は、茨城シクロクロスつくば事務局、茨城シクロクロス城里事務局。
茨城シクロクロスは、2020-2021シーズン(2020年9月~2021年3月)で開催8年目。本年度は9月の茨城町涸沼自然公園野鳥の森ステージ(茨城町)、10月のTREK CROCKETT PRESENTS 取手ステージ(取手市)での2戦が終了している。第3戦となるRENAULT つくば・RENAULT 水戸 PRESENTS 土浦ステージ IN りんりんポート土浦(土浦市)は新型コロナウイルスによる感染拡大地域の指定を受け、3月21日に延期となっている。
大洗町での開催は初めて。茨城シクロクロス城里事務局事務局長の田辺隆文さんによると、大洗サンビーチステージは、平坦基調のコースで、急斜面など難しいセクションもなく初心者でも楽しめるという。「県内の外出自粛要請も1月20日付で解除される見込み。これまで同様に各関係機関と連携し皆さまのご協力を得ながら、自転車競技の発展と地域振興の歩みを止めることなく進めていきたい」と話す。
路面は砂利、アスファルト、砂で構成され、泥になるセクションはない。「砂区間での乗車技術やランニング時のスピードで差が出るコース」と田辺さん。
カテゴリーは、C1(19歳以上の男性、AJOCCカテゴリー1資格者、JCF競技者登録者)、C2(17歳以上の男性、AJOCCカテゴリー2資格者、JCF競技者登録者)、C3(15歳以上の男性、AJOCCカテゴリー3資格者、JCF競技者登録推奨)、C4(中学生以上、AJOCCカテゴリー4資格者またはAJOCC加盟大会に初参加の方)、CM1(40歳以上の男性、AJOCCカテゴリーマスターズ1資格者)、CM2(40歳以上の男性、AJOCCカテゴリーマスターズ2資格者)、CM3(40歳以上の男性、AJOCCカテゴリーマスターズ3資格者)。
CL1(17歳以上の女性、AJOCCカテゴリーL1資格者、JCF競技者登録者)、CL2(中学生以上、AJOCCカテゴリーL2資格者、JCF競技者登録推奨)、CL3(中学生以上(2008年4月1日以前生まれ)の女性、AJOCCカテゴリーL3資格者またはAJOCC加盟大会に初参加の方)、CJ(17~18歳の男性、AJOCCカテゴリーJ資格者、JCF競技者登録者)、U17(15~16歳の男性)、U15(13~14歳の男性)、CK3(小学校5~6年生の男女)、CK2(小学校3~4年生の男女)、CK1(小学校2年生以下のペダル付き自転車に乗れる男女)、超初心者クラスの17カテゴリー。定員は各クラス50人。参加費は1,000~5,000円(出場クラスによる)。
新型コロナウイルス感染対策として、大会開催14日前からの検温の実施、大会指定の健康状態チェックチートおよび誓約書の提出、走行時以外ではマスクの常時着用、大会当日の「いばらきアマビエちゃん」へのメールアドレス登録が必要となる。
田辺さんは「これまでに、茨城では砂のステージがなかった。路面変化のバリエーションがあり、攻略しがいがある」と話す。「場所、時間、費用の面でも気軽に参加できるのがシクロクロスの魅力。自転車は、地域振興とつなげやすいスポーツ。規模は小さいが、大会をきっかけに茨城のさまざまな魅力を知っていただけたら」とも。
新型コロナウイルス感染症により、中止などの可能性もある。