茨城県の地域おこし協力隊による有志団体「茨城県地域おこし協力隊有志の会」が現在、地域おこし協力隊を題材とした本の製作とイベントの開催、ライブ配信をするプロジェクトの資金を募るクラウドファンディングを行っている。
代表は、茨城町地域おこし協力隊の近藤弘志さん。同じく茨城県内で地域おこし協力隊を務める有志メンバー4人とサポートメンバー5人で構成する。茨城県の各地域で活動する地域おこし協力隊について知ってもらう機会をつくるために企画を立ち上げたという。
プロジェクトは3つの企画で構成する。1つ目は本の製作。茨城県内各地域の地域おこし協力隊自身について、活動地域についての魅力を約100ページにまとめる。2つ目はイベントの開催で、3月6日13時~16時にM-SPO(水戸市南町)を会場に行う予定。新型コロナウイルス感染症による影響も考慮し、オンラインイベントになる可能性もある。3つ目の企画は同イベントのライブ配信。ライブ配信のリンクは後日、特設ホームページに掲載する。
近藤さんは「3年間と表記すると成果や数字にしか目がいかない。1095日と表記することで、1日1日の積み重ねた結果だと思ってもらえる。今までの思いや考えを大切にしたい。地域おこし協力隊や活動する中で関わってくれた方を本に載せている。茨城でこんな面白い人がいるのだと知る機会にしてほしい。このプロジェクトを通して、一緒に茨城の未来をつくっていきたい」と話す。
同団体では現在、木曜と日曜にフェイスブック上でトークライブ配信も行っている。
目標金額は120万円。「READYFOR(レディーフォー)」で受け付ける。支援募集は2月19日まで。